ヘビの飼育ラックを作成してみました。
蛇の飼育に関して言えば、ケージ内での温度勾配の問題があるので、底面積を大きくとりたかったり、各ケージにヒーターが必要だったりと、煩雑になりやすく衣装ケースとかプラケだとなんかやりづらかったのです。
そこで今回、色々と調べてみて、ビジョンラックという海外製のヘビの飼育ラックを参考に、安くシンプルに自作してみました。
ビジョンラックというのはこんな感じ<画像検索>。
ビジョンラック等のアイテムの素晴らしいところは、飼育エリアとなる引き出しと、熱源であるヒートケーブルがフレームに固定されるそれぞれ独立することです。引き出しだけ出して丸洗いすれば良いのでメンテ性が高く、限られた時間の中でいいやりくりが出来ます。これを真似てみたいというのが今回のチャレンジです。ちなみに国内でビジョンラック買うと17万円くらいだったような。
今回の作成に向けてまずは色々引き出しの様なものを物色したのですが、サイズ感と作りが良かったので無印良品の『PP収納ケース引出式横ワイド・小 宅V約幅55×奥行44.5×高さ18cm』という商品をベースにしました。結果的にはこれが大正解で、無印良品のこの商品は、引き出しとそのフレームとの間に5mmほどの高さの空間があり、そこにヒートケーブルを這わせることが出来ました。普通のパネルヒーターでもいいと思います。
ヒートケーブルというのはZooMedさんから出ているこれで、今回は16mのやつを7000円くらいで購入しました。1段当たり2.5mほどの長さで暖めているのですが、結論から言えばもっと少なくても十分そうな発熱量です。段数増やしたかったなぁ・・・。
こんな感じ。
引き出しを入れるて横から見るとこんな風に。
縦にどんどん積んで6段分で16mほどのヒートケーブルを使用しました。
フロントには空気穴です。
そこそこいい感じです。
目下課題としては、微妙に脱走できなくも無さそうなのでロックできる機構を作りたいのと、各引き出しの底面にペットシーツをはめ込むフレームを作りたいこと。最近東急ハンズさんで色々切ってもらってるので、そのノリで作ってみようかと考えています。サイズを合わせて四角い枠型に切り抜いた板があれば十分な気がするんです。よほど器用に頑張らないと持ち上げて引きづり出して潜るのは厳しいのではないかと。
あとはまぁ今後はヒートケーブルじゃなくて適当なパネルヒーターをフレーム側にしっかり貼り付けてしまうだけでも十分かなと感じました。偽ビジョンラック感が出せたので今回のは今回で満足ですが。これを見てやってみようかなーと思った方は普通にパネルヒーターでもいいと思いますよ、というのがアドバイスです(ΦωΦ)
(鈴)
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